ドジャースに暗雲が立ち込めています。17日(日本時間18日)に行われたフィリーズ戦で、ベテラン右腕ブレイク・トライネン投手が9回に痛恨の3ランを浴び、チームは6-9で敗北。大谷翔平投手が5回無安打無失点の好投を見せたものの、リリーフ陣の崩壊により勝利は幻となりました。
大谷翔平の力投も実らず
大谷投手は初回から快調なピッチングを披露。5回を投げ終えて被安打0、無失点という完璧な内容でしたが、球団の方針により降板。しかし、その後を託されたリリーフ陣が相次いで失点を重ね、大谷投手の2勝目の権利は消滅しました。
トライネン、痛恨の一発
4-6とリードされた8回には、大谷選手の50号ソロなどで同点に追いついたドジャース。しかし、9回にマウンドに上がったトライネン投手が、2アウトからウィルソン選手に二塁打を浴び、さらにストット選手を敬遠。9番マルシャン選手との勝負を選びましたが、痛恨の3ランを浴びてしまいました。
ファンからはブーイングの嵐
本拠地ドジャースタジアムに詰めかけたファンからは、トライネン投手に対して容赦ないブーイングが浴びせられました。試合後、トライネン投手は「頭の中がぐちゃぐちゃで、正直言葉が出ない。ファンが苛立っているのは分かっているが、僕たちも毎晩全力を尽くしている」と肩を落としました。
地区優勝争いは混迷
ライバルのパドレスがメッツに勝利したことで、ドジャースとのゲーム差は1.5に縮まりました。ドジャースは、地区優勝に向けて厳しい状況に追い込まれています。せめてスイープ負けを回避したいところですが、今後の戦いから目が離せません。
今後のドジャースに期待
大谷選手の活躍は目覚ましいですが、チーム全体の底上げが急務です。リリーフ陣の立て直し、打線の奮起など、課題は山積していますが、ドジャースにはまだまだ巻き返す力があるはずです。今後の戦いに期待しましょう。