大相撲名古屋場所で、新入幕の藤ノ川が連日熱戦を繰り広げ、注目を集めています。新設されたIGアリーナを舞台に、20歳の若武者がその実力をいかんなく発揮し、観客を魅了しています。
伝統のしこ名「藤ノ川」の復活
藤ノ川は、伊勢ノ海部屋に所属する力士で、同部屋伝統のしこ名を継承する6代目です。176センチ、117キロと小柄ながら、その機敏な動きと果敢な攻めで、土俵を沸かせています。先代伊勢ノ海親方(元関脇)の森田武雄さんも、「自分が生きているうちに、藤ノ川をつけてもらえたらうれしい」と願っていたという、由緒あるしこ名です。
舞の海氏も絶賛!心を揺さぶる相撲
元小結の舞の海秀平氏は、藤ノ川の相撲を「見ている人の心を揺さぶるような気持ちのこもったいい取組」と高く評価しています。まぶたを切っても果敢に攻める姿勢や、小兵ながらも力強い相撲は、多くのファンを魅了し、今後の活躍に期待が高まります。
IGアリーナの音響効果も後押し
名古屋場所に新設されたIGアリーナは、最大1万7000人を収容できる大規模な会場です。音響設備も充実しており、呼び出しの声や力士の気合が会場全体に響き渡ります。藤ノ川の活躍を、より一層盛り上げていると言えるでしょう。
今後の展開に期待
新入幕の藤ノ川が、名古屋場所でどこまで勝ち進むのか、目が離せません。伝統のしこ名を背負い、持ち前の機敏さと果敢さで、上位陣を脅かす存在となるのか。今後の活躍に期待しましょう。
- 藤ノ川、新入幕で旋風巻き起こす!
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