大相撲名古屋場所二日目:新横綱・大の里が安青錦を圧倒!
愛知県名古屋市のIGアリーナで開催中の大相撲七月場所。注目の新横綱・大の里(二所ノ関)が、前頭筆頭の安青錦(安治川)を電光石火の押し出しで破り、見事連勝を飾りました。その圧倒的な強さを見せつける一方で、2日目にして驚くほどの懸賞金が集まり、会場を沸かせました。
元関脇・豊ノ島はABEMAの解説で、新横綱としてのプレッシャーを語りつつも、大の里の強さを分析。「負けられないプレッシャーは計り知れない」と述べ、安青錦については「新横綱の場所で初顔合わせというのが面白い」と期待を寄せました。
しかし、大の里は安青錦に何もさせず、下半身のパワーを活かした一直線の攻めで圧倒。わずか2秒余りで勝負を決めました。この日の懸賞金はなんと36本!解説の豊ノ島も「2日目なのに…すごいな!」と驚きの声を上げました。
NHK金沢の報道によると、名古屋場所直前特番では、NHK大相撲解説者の琴風浩一さんやタレントの市川紗椰さんが大の里の強さや名古屋場所の魅力を語りました。特に「なぜ名古屋場所は荒れるのか」というテーマは興味深いものでした。
大の里、連勝の要因は安定した下半身
大の里の強さの秘密は、安定した下半身にあります。初日の欧勝馬戦でも膝を良く曲げて一気に寄り切るなど、基礎運動の成果が表れています。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)も「下半身も安定してきたし、腰まわりも、お尻と太ももの裏もだいぶ張ってきている」と語っています。
今後の展開に期待
完勝で2連勝を飾った大の里。新横綱として、今後の活躍がますます期待されます。多忙な場所前の準備期間を経て、万全の状態で名古屋場所に臨んでいるようです。今後の取り組みにも注目しましょう。