シアトル・マリナーズのカル・ローリー捕手が、またしても劇的な一打を放ちました!8日(日本時間9日)、本拠地T-モバイルパークでのレイズ戦に「2番・捕手」で先発出場したローリーは、2点を追う8回裏2死一、二塁の場面で、今季43号となる逆転3ランホームランを放ちました。
まさに値千金の一発!
この一発でマリナーズは3-2と逆転。そのまま逃げ切り、5連勝を飾りました。ローリーの打球速度は108.1マイル(約174.0キロ)、打球角度は28度、飛距離は417フィート(約127.1メートル)という豪快なもので、球場は大歓声に包まれました。
ア・リーグ本塁打王争いを独走!
このホームランにより、ローリーはア・リーグ本塁打ランキングで2位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に6本差をつけ、独走態勢に入りました。両リーグ全体でも、カイル・シュワーバー(フィリーズ)に2本差をつけてトップをキープしています。
- ア・リーグ本塁打ランキング:1位
- 両リーグ本塁打ランキング:1位
MVP争いにも名乗り?
ローリーの活躍は、メジャーリーグのMVP争いにも影響を与え始めています。今シーズンも大谷翔平選手とジャッジ選手がMVP候補として注目されていますが、ローリーもその候補に割って入る可能性が出てきました。スイッチヒッターでありながら、捕手というポジションでこれだけの成績を残していることは、非常に評価されるでしょう。
MLB公式のマリナーズ担当ダニエル・クレイマー記者は、「カル・ローリーの43号は、恐らく彼の最も劇的なアーチだ」と絶賛しています。今後のローリーの活躍から目が離せません!