富山競輪場で行われた瑞峰立山賞争奪戦(GIII)決勝は、白熱したレース展開となりました。事前のオッズでは松本貴治選手が人気を集めていましたが、レースは予想外の展開を見せました。
注目の選手たち
- 松本貴治(31歳・愛媛=111期): 事前オッズで人気を集めるも、厳しいマークに苦しみました。
- 犬伏湧也(30歳・徳島=119期): 積極的なレース運びを見せるも、最終局面で伸び悩みました。
- 和田真久留(34歳・神奈川=99期): 鋭い差し脚で上位を狙いましたが、届かず。
- 伊藤旭(25歳・熊本=117期): モトクロス仕込みの対応力で混戦を制するか注目されました。
レース展開
レースは岸田剛選手の積極的な先行で幕を開けました。犬伏選手が追走し、その後ろに松本選手がつける展開。最終周回に入り、犬伏選手が捲りを仕掛けましたが、後続の追い上げも激しく、ゴール前は大混戦となりました。伊藤選手は混戦の中、巧みな位置取りで上位を狙いましたが、惜しくも届きませんでした。
山形一気選手は16年12月以来のG3決勝入りを果たし、ベテランらしい走りを見せました。決勝では犬伏湧也選手の力が抜けていると見られていましたが、岸田剛選手の先行意欲が高く、他のラインにもチャンスがありました。伊藤旭選手はモトクロス経験を生かし、混戦を苦にせず、位置取りで勝負をかけました。
詳しいレース結果や払い戻し金については、主催者発表のものをご確認ください。