ファブリーズ防カビ剤に措置命令!「置くだけ」効果に根拠なし?消費者庁

衝撃!ファブリーズ防カビ剤の広告表示に消費者庁が措置命令

P&Gジャパンが販売する「ファブリーズ お風呂用防カビ剤」の広告表示について、消費者庁は景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、P&Gジャパンに対し再発防止を求める措置命令を出しました。問題となったのは、「置くだけで黒カビを防ぐ」という製品の広告とパッケージの表示です。

「置くだけ」効果に合理的な根拠なし

消費者庁の調査によると、P&Gジャパンが提示した資料では、広告表示の根拠となる合理的な証拠が認められませんでした。つまり、消費者が期待するような「置くだけでカビを防ぐ」という効果は、科学的に証明されていなかったのです。

違反内容の詳細

P&Gジャパンは、少なくとも2022年4月から2023年7月までの間、ウェブサイトやCMなどで「置くだけ、掛けるだけで防カビ!」「効果が約6週間続く!」といった宣伝を行っていました。しかし、消費者庁はこれらの宣伝文句について、十分な根拠がないと判断しました。

今後の対応

今回の措置命令を受け、P&Gジャパンは再発防止策を講じることが求められます。消費者は、広告表示を鵜呑みにせず、製品の情報をしっかりと確認することが重要です。

今回の件は、大手企業による広告表示の信頼性について、改めて消費者に警鐘を鳴らす出来事となりました。今後、P&Gジャパンがどのような対応を取るのか、注目が集まります。

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