元迷惑系ユーチューバーで、奈良市議会議員に初当選したへずまりゅう氏が、初の一般質問で仲川げん市長に対し、激しい口調で批判する騒動がありました。この件を受け、へずま氏は早くも辞職勧告を受ける可能性が出てきています。
発端は奈良公園の鹿問題
問題となったのは、奈良公園の鹿に対する外国人観光客の暴力行為に関する質問でした。へずま氏は、罰則強化などの対応について仲川市長に質問しましたが、その答弁に納得がいかず、「どのツラさげて市長やってんですか!」などと大声で怒鳴りつけました。その様子は動画で拡散され、大きな波紋を呼んでいます。
へずま氏は自身のSNSで、「早速、辞職勧告を食らうかも? 自分の想いが議員としての品位に欠けるとして議長(維新)らが16日に幹事長会を開いて対応を検討するみたいです」と報告しています。
後藤祐樹氏も言及
同じく市議会議員である元EE JUMPの後藤祐樹氏も、この件について自身のX(旧Twitter)で私見を述べています。「出る釘は打たれる。辞職勧告が早々に出されて次は辞職勧告決議案ですかね。辞職勧告決議案では強制力はないので、今後の流れ次第では『品位を汚す行為』『議会の秩序を乱す行為』等が要件として地方自治法第134条に基づき除名処分にもっていく流れでしょう」と、今後の展開を予測しました。
後藤氏はさらに、「市議会としては議事録やライブ配信がある以上は無作為に除名処分へもっていけないと思いますが、過激な発言をさせ除名処分にさせるよう答弁などで誘導させる手段も十分あり得る」と指摘しています。
今後の展開は?
へずま氏の過激な言動が、今後どのような影響を及ぼすのか。議会での対応、そして市民の反応を含め、今後の動向が注目されます。
へずまりゅう氏の野望
一方で、へずまりゅう氏は以前から国会議員を目指す意向を表明しており、その行動力には目を見張るものがあります。今回の騒動が、彼の今後の政治活動にどのような影響を与えるのか、引き続き注視が必要です。