南アルプス林道、通行止め解除は31日以降!土砂崩れで登山者一時孤立

静岡市葵区の南アルプスへ向かう林道東俣線で発生した土砂崩れにより、通行止めが続いています。市は28日、復旧作業のため、通行止め解除は早くても31日以降になると発表しました。

土砂崩れの状況と影響

崩落は25日に確認され、林道脇の斜面が長さ約60メートル、高さ約90メートルにわたって崩れ、土砂約350立方メートルが道を塞ぎました。これにより、登山者やリニア中央新幹線の工事関係者ら約300人が一時的に孤立状態となりました。

復旧作業の予定

市は29日、30日の両日、斜面を安定させたり、防護柵を設置したりする簡易的な作業を行います。工事車両を含め、徒歩や自転車での通行も禁止されます。31日早朝に安全確認を行い、通行の可否を判断する予定です。

下山状況

迂回ルートを経由して下山した人は28日までに305人に達しました。負傷者や体調不良を訴える人はいません。

今後の見通し

27日夕方には土砂の撤去が完了したものの、28日朝に新たな土砂崩れや落石が確認されたため、通行再開が遅れることになりました。市は30日まで現場を通行禁止にし、防護柵設置などの対策を行い、31日に通行再開の可否を判断します。登山を予定されている方は、最新の情報にご注意ください。

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