埼玉西武ライオンズは10日、育成選手の仲三河優太外野手(22)と支配下選手契約を締結したと発表しました。背番号は55となります。今シーズン、イースタン・リーグで打率.327、9本塁打、37打点という素晴らしい成績を残し、その長打力に期待が集まっています。
長打力不足解消の切り札
チームは現在、リーグ5位の32本塁打にとどまっており、長打力不足が課題となっていました。新外国人選手のJ.D.デービス内野手の獲得も発表されましたが、チームは貯金を使い果たした状態。そこで、昇格を検討されていた仲三河選手が、チームの起爆剤として期待され、このタイミングでの支配下復帰となりました。
仲三河優太選手のプロフィール
- 生年月日:2002年10月22日
- 出身地:栃木県栃木市
- 身長:180cm
- 体重:100kg
- 投打:右投左打
- 経歴:大阪桐蔭高校
仲三河選手は、大阪桐蔭高校時代には高校通算11本塁打を記録。西武入団後も、2023年のオープン戦で中村剛也選手とのアベックホームランを放つなど、その才能を見せています。
首脳陣の期待
仲三河選手の支配下登録復帰は、西武ライオンズの首脳陣も大いに期待しているようです。その屈指の飛距離と潜在能力は、チームの得点力アップに大きく貢献する可能性があります。今後の活躍に注目です。
支配下登録選手数の現状
今回の仲三河選手の支配下登録により、西武ライオンズの支配下登録選手数は63人となりました。巨人軍は開幕直前で支配下登録選手数が最少の62人となっており、育成選手からの昇格の動きがあるかもしれません。