大相撲秋場所9日目、元大関・西十両13枚目の朝乃山が東十両7枚目の玉正鳳を寄り切りで下し、7勝2敗と勝ち越しに王手をかけました。両国国技館は、朝乃山の力強い相撲に熱狂的な声援を送りました。
1年半ぶりの関取としての勝ち越しなるか
朝乃山にとって、関取としての勝ち越しは昨年春場所以来、実に1年半ぶりとなります。過去には幕下まで番付を落とした時期もありましたが、不屈の精神で再び土俵に戻り、着実に白星を重ねています。
玉正鳳へのリベンジ
今回の対戦相手、玉正鳳とは幕下時代以来の対戦。前回は敗れていたこともあり、朝乃山にとってはリベンジの一戦となりました。立ち合いから積極的に攻め、見事雪辱を果たしました。
前日の敗戦を糧に
前日は十両の白熊に敗れましたが、連敗することなく、すぐに立て直しました。朝乃山は前日の相撲を振り返り、「自分の形で持っていかないと。前に、前に攻めていきたい」とコメント。積極的な姿勢が勝利につながりました。
今後の展望
今場所から15日間連続で相撲を取る関取に復帰した朝乃山。今後の対戦相手はさらに強豪揃いとなりますが、この勢いのまま勝ち越しを決め、上位進出を目指してほしいところです。富山出身の星、朝乃山の活躍から目が離せません!