NHKプラスの変更点:10月からの新サービス開始で何が起こる?
NHKプラスは、インターネットでNHKの番組を同時視聴・見逃し視聴できる便利なサービスとして、2020年の本格スタート以降、600万件以上の登録数を誇ってきました。しかし、10月からテレビを持たない人向けの「ネット受信契約」が導入され、新たなサービス「NHK ONE」が開始されることに伴い、従来のアプリが終了するなど、利用者が戸惑う事態が予想されます。
今回の変更は、昨年5月に成立した改正放送法により、NHKのネット業務が放送と同等の「必須業務」に格上げされたことが背景にあります。テレビを持たない人が増える中、公共メディアとしてネットを通じて番組やニュースに触れる機会を提供し、受信契約を結んでもらうことが目的です。
10月から始まるNHK ONEとは?
10月からは、総合テレビとEテレの同時配信、1週間の見逃し配信、ニュース記事などを統合する新たなサービス「NHK ONE(ワン)」が始まります。テレビの受信契約がある人は追加負担は不要ですが、テレビを持たない場合はネット受信契約が必要になります。
NHKオンデマンドの変更
NHKオンデマンドは、9月29日午前5時以降の放送番組から、放送7日後以降の配信にサービス内容を変更します。従来は、放送当日もしくは翌日から番組を配信していました。放送から1週間以内の番組については、NHK ONEでのみ配信されます。この仕様は「まるごと見放題パック」および「単品商品」共通です。
注意点と今後の動向
今回のサービス変更により、NHKプラスの利用者は、今後のサービス内容や利用方法について注意が必要です。NHK ONEの詳細は、NHKの公式サイトで随時発表される予定です。
- NHKプラスアプリの終了時期
- NHK ONEの利用方法
- ネット受信契約の詳細
これらの情報を確認し、スムーズに新サービスへ移行できるように準備しましょう。