ジュラシック最新作!恐竜映画は新時代へ突入か?

恐竜映画の金字塔「ジュラシック」シリーズの最新作、「ジュラシック・ワールド/復活の大地」がついに公開!シリーズ7作目となる本作は、従来の恐竜映画のイメージを覆す、刺激的な新機軸が満載です。

恐竜との新たな関係性

今作で最もユニークなのは、恐竜の位置づけです。遺伝子操作によって復活した恐竜たちは、もはや人類にとって衝撃や恐怖の対象ではなく、日常に溶け込みつつあります。アメリカの都市に恐竜が現れても、人々は交通事故程度に受け止めるなど、その変化は明らかです。

ジャングルサバイバルの原点回帰

りんちゃんさんのレビューにもあるように、今作は「今までで一番のサバイバル」と言えるでしょう。初代を彷彿とさせるジャングルでのサバイバルシーンは、シリーズファンにはたまらない要素です。また、終盤には建物に舞台を移す展開も健在で、過去作との繋がりを感じさせます。

新たな演出とシリーズへの敬意

大海原で恐竜に襲われるという、これまでになかった展開も注目ポイントです。ブラキオサウルスは、シリーズを通して神格化された存在として描かれており、今回も主人公が最初に出会う恐竜として登場します。ティラノサウルスが川から襲いかかるシーンは、「ジュラシック・パークIII」のスピノサウルスを彷彿とさせます。

ヴェロキラプトルの不在

シリーズ皆勤賞だったヴェロキラプトルが、今作では遂に欠席となりました。これは、新しいシリーズとして差別化を図るためかもしれません。過去には、遺伝子組み換えで架空の恐竜が登場した際に、怪獣映画だと批判されたこともありましたが、今作ではどのような評価を受けるのでしょうか。

ギャレス・エドワーズ監督の新たな挑戦

ギャレス・エドワーズ監督は、VFX担当者とあるルールを決めて恐竜たちを描いたと言います。怖いだけでなく、どこか可愛らしい恐竜たちの表情にも注目です。シリーズファンはもちろん、これまでジュラシックシリーズを見たことがない人も楽しめる、新たな恐竜映画の世界を体験してみてはいかがでしょうか。

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