全国高校総合体育大会(インターハイ)2025、ハンドボール競技が各地で熱戦を繰り広げています。岡山県総社市を中心に、連日感動と興奮が巻き起こるドラマが展開されました。各校の選手たちは、日頃の練習の成果を存分に発揮し、白熱した試合を繰り広げています。
氷見高校、因縁の相手を撃破!
富山県の氷見高校は、男子3回戦で九州学院(熊本)に勝利し、準々決勝に進出しました。九州学院は過去の練習試合で何度も苦杯をなめた相手。畑中大翔主将は「相手が嫌がるプレーをしよう」と、綿密な作戦を立てて試合に臨みました。強力なロングシュートを封じるため、攻撃の選手を2人でマークし、キーパーが止めやすいシュートを誘導する作戦が見事に的中。次戦は春の選抜で敗れた駿台甲府とのリベンジマッチとなります。
駿台甲府、連覇ならず…
全国屈指の強豪、駿台甲府は準々決勝で氷見に惜敗。延長戦でも決着がつかず、7メートルスローコンテストの末、2連覇を逃しました。敗戦後、3年生の佐藤櫂斗選手がシュートを外した後輩に寄り添い、励ます姿が感動を呼びました。八田政史監督は、佐藤選手の努力とチームへの貢献を高く評価しています。
法政二高、日本一へ王手!
ハンドボール男子準決勝では、法政二高が地元・総社との激戦を制し、決勝進出を決めました。松本太朗主将率いる法政二高は、選抜大会での敗退を機に、7人攻撃の練習や大学生との試合を積極的に行い、チーム力を強化。決勝では、持ち味であるフットワークを生かした守備と速攻で、悲願の日本一を目指します。
インターハイハンドボール、今後の展望
インターハイハンドボールは、高校生たちの熱い戦いを通して、多くの感動とドラマを生み出しています。各校の選手たちの健闘を称えるとともに、今後の活躍に期待が高まります。大会の模様は各種メディアで報道されていますので、ぜひ注目してください。
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