京王電鉄が、8月2日から「京王線 事業用車両トレインカードラリー」を開始しました。普段は乗ることができない、縁の下の力持ちである事業用車両にスポットを当てたユニークなイベントです。
「乗れない電車」がテーマ!
今回のラリーは、総合高速検測車「DAX」や事業用車両「デヤ901形」「デヤ902形」など、「乗れない電車」がテーマ。これらの車両は、軌道や架線の検測、資材の運搬など、安全な運行を支える重要な役割を担っています。イベントは、これらの車両が導入10周年を迎えることを記念して開催されます。
カードを集めてオリジナルホルダーをゲット!
参加方法は簡単です。まず、「京王線・井の頭線1日乗車券」を購入し、新宿駅、下高井戸駅、調布駅、府中駅、高幡不動駅、橋本駅の各駅で配布されているチラシ(チェック用紙付き)を入手します。そして、各駅の窓口で乗車券を提示すると、駅ごとに異なる絵柄のトレインカードがもらえます。
すべてのカードを集め、京王多摩センター駅の改札カウンターを訪れた先着2500名には、オリジナルカードホルダーがプレゼントされます。このカードホルダーは、各車両の解説や経歴が掲載されており、カードをセットすることで「車両図鑑」として楽しめるようにデザインされています。
夏休みの思い出作りに!
京王電鉄の広報担当者は、「京王線の安全を支える名脇役『事業用車両』をテーマにしたカードラリーです。個性的な事業用車両の貴重な写真を収めたトレインカードをコレクションできます。京王線の安全を支えてきた事業用車両の変遷を通じて、当社の車両や歴史に触れていただくとともに、夏休みの思い出作りとして、京王沿線の移動需要の創出を目指します」と語っています。
この夏は、京王線に乗って、普段見ることのできない事業用車両の世界を探検してみませんか?