阪神・鈴木勇斗、苦難を乗り越え復活登板!1ヶ月ぶりのマウンドで手応え

阪神タイガースの育成選手、鈴木勇斗投手が、約1ヶ月ぶりに実戦復帰を果たしました。5日に行われた2軍交流戦、日本海リーグ石川ミリオンスターズ戦で8回に登板し、1回を1安打1四球無失点に抑える力投を見せました。

苦難を乗り越えて

鈴木投手は2021年のドラフト2位で入団しましたが、これまで1軍公式戦での登板はありません。昨年12月には育成契約を結び、昨季終盤には体調を崩して入院するなど、苦しい時期を過ごしました。

復帰への道のり

7月8日のウエスタン・リーグ広島戦で今季初の対外試合マウンドに上がり、今回の登板はそれ以来2度目。1ヶ月の間隔が空いたことについては、「筋力とかいろいろ全体的に落ちていた。そこを戻せるように、ずっとトレーニングを続けてきました」と語り、地道な努力でコンディションを取り戻してきたことを明かしました。

カットボールと直球への手応え

この日の投球では、練習中のカットボールを多めに投げ、打者の反応を見ながら調整。最後の打者からはカットボールで空振り三振を奪いました。カットボールについては反省点も口にしましたが、直球に関しては「球速自体はあまり出ていないんですけど、打者の反応を見る限り、差し込んでいるというか、ファウルになるボールが多かった。少しずつ戻ってはいるのかな」と手応えを感じている様子でした。

今後の活躍に期待

苦難を乗り越えて再びマウンドに戻ってきた鈴木投手。今回の登板を機に、さらなる活躍を期待しましょう。今後の鈴木投手の投球から目が離せません。

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