男子テニスの国別対抗戦、デビスカップのファイナル予選で、ハンガリー代表のジョンボル・ピロシュ選手が見せた珍しいサーブが話題を呼んでいます。オーストリアとの対戦で、ピロシュ選手は相手の意表を突く、羽子板のように放つサーブでポイントを獲得。実況も「こんなの見たことがない」と驚きを隠せませんでした。ハンガリーは一時は勝利に王手をかけられましたが、ピロシュ選手の活躍もあり、2勝2敗に追いつきました。最終的にはオーストリアが勝利しファイナル進出を決めましたが、ピロシュ選手の奇抜なプレーは観客を沸かせました。
一方、陸上競技では、世界陸上に出場するハンガリー選手団が、事前キャンプ地である栃木県宇都宮市でスポーツ教室を開きました。県内の中高生約30人が参加し、去年のパリオリンピック男子ハンマー投げ銀メダリストのベンツェ・ハラス選手らの練習を見学。その後、バラージュ・クン=サボーコーチと、女子走り高跳びU20ヨーロッパチャンピオンのリリアンナ・バートリ選手から直接指導を受けました。
教室では、走りの基本動作を反復練習するトレーニングが行われ、参加者たちは足の動かし方やフォームなどを学びました。ハンガリーを代表するトップアスリートからの指導は、参加者にとって貴重な経験となったことでしょう。テニスと陸上、それぞれの分野でハンガリーのスポーツ界の活躍が注目されます。
デビスカップでの珍プレー
ピロシュ選手の奇襲サーブ
- 相手の意表を突く羽子板サーブ
- 実況も驚愕の珍しいフォーム
世界陸上事前キャンプでのスポーツ教室
ハンガリー選手団による指導
- オリンピックメダリストの練習見学
- 走り高跳びヨーロッパチャンピオンからの指導