記録的な猛暑が日本列島を襲っています。特に北陸地方ではフェーン現象の影響で気温が急上昇し、石川県小松市では40.3℃を観測、今年全国で10例目の40℃超えとなりました。富山市でも39.8℃を記録し、観測開始以来の最高気温を更新しました。
フェーン現象とは?
フェーン現象とは、山を越えた風が乾燥し、気温が上昇する現象です。日本海に面した北陸地方では、南風が山を越える際にフェーン現象が発生しやすく、特に夏場は気温が著しく上昇する原因となります。
各地で危険な暑さ
北陸地方だけでなく、関東の内陸部でも体温を超えるような猛烈な暑さとなっています。埼玉県鳩山町では39.1℃、東京都青梅市では都内で今年最も高い38.2℃を観測しました。東京都心でも36.1℃と、3日連続で猛暑日となっています。
- 石川県小松市:40.3℃
- 富山市:39.8℃
- 埼玉県鳩山町:39.1℃
- 東京都青梅市:38.2℃
- 前橋市:38.4℃
- 茨城県古河市:38℃
熱中症警戒アラート
各地で熱中症警戒アラートが発表されています。こまめな水分補給、適切な冷房の使用、休憩などを心掛け、熱中症対策を徹底してください。特に、高齢者や乳幼児、体調の優れない方は注意が必要です。
富山県では10日連続の熱中症警戒アラート
富山県では10日連続で熱中症警戒アラートが発表されています。天気は下り坂ですが、厳しい暑さは続く見込みです。引き続き、熱中症対策を徹底しましょう。
関連情報
ウェザーニュースによると、今後も太平洋側を中心に危険な暑さが続く見込みです。こまめに最新の気象情報を確認し、適切な対策を講じてください。