伊東市長の学歴詐称疑惑、新たな展開
静岡県伊東市の田久保真紀市長の学歴詐称疑惑が、市議会の百条委員会で連日取り上げられ、新たな証言が飛び出すなど、混迷を深めています。当初、田久保市長は「東洋大学法学部卒業」と公表していましたが、実際には除籍であることが判明。この経歴詐称疑惑に対し、市議会は徹底的な調査を進めています。
知人からの衝撃的な証言
百条委員会では、田久保市長の知人が証人として出頭し、「2017年から2018年の間に、本人から『大学を卒業していない』と2回聞いた」と証言しました。知人によると、田久保市長は「バイク便やイベント会社でのアルバイトに熱中し、大学に行かなくなった」「卒業はしていないが、卒業式後の飲み会には参加した」などと話していたとのことです。
卒業証書の行方と今後の展開
問題となっている「卒業証書」について、田久保市長は議長・副議長に提示したものの、詳細な公開はされていません。市議会は田久保市長に対し、改めて卒業証書などの提出と証人としての出頭を求めており、拒否された場合には刑事告発も視野に入れています。
不信任決議案の可能性も
中島弘道議長と青木敬博副議長は、田久保市長が辞職しない場合、議会として不信任決議案を提出する考えを示唆しました。市民の間でも、この問題に対する関心が高まっており、今後の展開が注目されます。
- 百条委員会による徹底的な調査
- 知人からの新たな証言
- 卒業証書の公開要求と刑事告発の可能性
- 不信任決議案の提出検討