ロサンゼルス・ドジャースが、レギュラーシーズン最終盤のシアトル・マリナーズ戦で3-2と勝利しました。すでに地区優勝を決めているドジャースは、この試合で多くのレギュラー選手を休ませましたが、佐々木朗希投手の圧巻の投球がハイライトとなりました。
佐々木朗希、ピンチを脱し無失点
佐々木投手は7回に登板し、1点差でランナーを背負う場面で、マリナーズの強打者カル・ローリーを三球三振に仕留めました。球場には「MVP」チャントが響き渡る中、佐々木投手は冷静に打者を打ち取りました。この回、ランディ・アロザレーナに二塁打を許したものの、その後はしっかりと抑え、2三振を含む3つのアウトを奪いました。
水曜日にリリーフとしてドジャースに復帰して以来、佐々木投手は対戦した7人の打者のうち4人から三振を奪っています。2イニングで1安打しか許しておらず、相手打者が彼の投球に対してスイングした12球のうち7球が空振りとなっています。
シーハン、カーショーと共にポストシーズンへ準備
エメット・シーハン投手は、1イニングを投げ、ポストシーズンに向けて調整を行いました。シーハン投手は9月に25 1/3イニングで35三振を奪い、防御率は1.42でした。彼はクレイトン・カーショー、そして佐々木朗希と共に短い投球回数でテストを行っています。
マリナーズ、カービーが10奪三振も敗戦
一方、マリナーズのジョージ・カービー投手は、新しいシンカーを駆使し、10奪三振を記録する好投を見せましたが、チームは敗れました。カービー投手は初回から好調で、三者連続三振を奪い、フォーシームは98.4マイルを記録しました。シンカー、フォーシーム、スライダー、カーブの4種類の球種を全て使い、各球種で少なくとも1つ以上の三振を奪いました。
この試合は、両チームにとってポストシーズンに向けた調整の意味合いが強い試合となりました。ドジャースはブルペンデーで7人の投手が登板し、マリナーズも先発投手を5回で交代させました。