ロサンゼルス・ドジャースに、頼れるベテランリリーバー、ブレイク・トライネンが60日間の負傷者リストから復帰しました。右前腕の張りのため4月中旬から戦列を離れていたトライネンですが、ついにチームに合流し、ブルペンに厚みを加えます。
トライネンの復帰とドジャースの投手陣
37歳のトライネンは、ドジャースにとって非常に重要な存在です。2020年からの所属で、2020年と2024年のワールドシリーズ制覇に大きく貢献しました。故障離脱前は8試合に登板し、0勝2敗、防御率3.38、2セーブを記録していました。彼の復帰は、ドジャースのリリーフ陣にとって大きなプラスとなるでしょう。
今シーズンは肩の手術からの復帰を目指していたトライネン。アスレチックス在籍時の2018年にはオールスターにも選出されています。豊富な経験と実績を持つ彼の存在は、チームに安心感をもたらします。
大谷翔平への影響は？
トライネンの復帰は、大谷翔平選手にも間接的な影響を与える可能性があります。強力なリリーフ陣の存在は、大谷選手が先発登板する際に、より安心して打撃に集中できる環境を作り出すでしょう。また、接戦を制する確率が高まることで、チーム全体の士気向上にも繋がります。
ロブレスキーも復帰
さらに、ドジャースは同日、左腕のジャスティン・ロブレスキー投手もメジャーに復帰させました。ロブレスキーは今季9試合（先発2試合）に登板し、4勝3敗、防御率4.29の成績を残しています。彼の復帰も、投手陣の層を厚くする要因となるでしょう。
ドジャースは、トライネンとロブレスキーの復帰により、シーズン後半戦に向けて、より強固な投手陣を形成し、ワールドシリーズ制覇を目指します。