夏の甲子園を目指す、第107回全国高校野球選手権群馬大会がいよいよ佳境!明日25日、上毛新聞敷島球場にて準決勝2試合が開催されます。注目の対戦カードは、第1試合が春の選抜甲子園で4強入りを果たした健大高崎と、8年ぶりの夏4強を決めた農大二。そして第2試合は、21年ぶりの夏4強入りで勢いに乗る高崎と、4年ぶりの王座奪還を狙う前橋育英が激突します。
健大高崎、連覇へ視界良好か?
鉄壁の投手陣を擁する健大高崎は、3試合連続無失点勝利と圧倒的な強さを見せつけています。手堅い攻撃から集中打まで、多彩な攻撃パターンも持ち味。今大会もその実力をいかんなく発揮し、連覇へ向けて順調に勝ち進んでいます。
農大二、リベンジなるか?
選抜補欠校となった悔しさをバネに、8年ぶりの夏4強入りを果たした農大二。タイプの異なる左右の好投手を擁し、粘り強い戦いが光ります。準々決勝では終盤に逆転勝利を収めるなど、勝負強さも兼ね備えています。健大高崎との対戦は、昨秋の決勝のリベンジをかけた戦いとなります。
高崎、公立の星となれるか?
唯一の公立校として準決勝に駒を進めた高崎。3回戦で前橋、準々決勝で桐生第一とシード校を次々と撃破し、快進撃を続けています。好右腕・黒田湊投手を中心に、チーム一丸となって戦う姿勢が印象的です。21年ぶりの甲子園出場を目指し、強豪・前橋育英に挑みます。
前橋育英、王座奪還へ死角なし?
4年ぶりの王座奪還を狙う前橋育英は、3試合4失点無失策という堅守が持ち味。打線も毎回2桁安打を記録するなど、攻守ともに高い総合力を誇ります。経験豊富な原田大聖主将を中心に、チームはまとまり、盤石の状態で準決勝を迎えます。
熱戦必至の群馬県高校野球準決勝。各チームの意地とプライドがぶつかり合う、白熱した戦いから目が離せません!
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