7月19日(土)の宮崎県内の天気は、変わりやすい空模様となるでしょう。日中は晴れ間もありますが、沿岸部を中心に朝晩は雨雲が発達しやすい見込みです。前日ほどの激しい降り方にはならないと予想されますが、これまでの雨で地盤が緩んでいるため、土砂災害の危険性がある場所には近づかないようにしましょう。
気温上昇と熱中症への警戒
日中の気温は前日よりも5℃前後高くなる見込みです。引き続き熱中症への警戒が必要です。特に、高齢者や小さなお子さんは注意が必要です。環境省が公開している「暑さ指数」も確認し、熱中症を予防する行動を心がけてください。
新燃岳の状況
新燃岳の噴煙は最高1500mまで上がっています。噴火警戒レベル3が継続されており、入山規制が続いています(7月18日時点)。今後の情報に注意してください。
熱中症警戒アラート発令中
宮崎県では、熱中症の危険性が極めて高くなると予想されています。宮崎地方気象台と環境省は、熱中症警戒アラートを発表し、一層の対応を呼びかけています。外出をなるべく避け、室内をエアコンなどで涼しくして過ごすようにしましょう。運動する場合は、医師や看護師を配置するなどの対策を取ったり、涼しい屋内で行ったりするようにしてください。
イレギュラーな暑さの理由
通常、内陸部の方が暑くなる傾向にありますが、今回は沿岸部の方が暑くなるという「イレギュラー」な天気となっています。その理由は「風」にあります。西風が吹いて海風が入りにくい状態に加え、気流が山を越える際に気温が上がるフェーン現象のような状態が発生し、宮崎市内で暑くなっていると考えられます。
今後の情報に注意
最新の天気予報や気象情報を確認し、安全に配慮して週末をお過ごしください。
- 外出を控える
- 室内を涼しく保つ
- こまめな水分補給
- 体調の変化に注意