7月20日に投開票を迎える参議院選挙で、与党である自民党・公明党が過半数を割り込む可能性が高まっています。各社の最新情勢調査によると、与党は苦戦を強いられており、石破茂首相の政権運営に大きな影響を与えることは必至です。
与党、40議席台に低迷か？
FNNの調査では、自民・公明両党の獲得議席数が40議席台にとどまる可能性が指摘されています。これは、非改選議席と合わせても参議院全体の過半数（125議席）を割り込むことを意味します。特に比例代表での議席減が深刻で、与党内には危機感が広がっています。
野党の勢力拡大
一方、立憲民主党は政権批判を追い風に、30議席台を視野に入れています。日本維新の会も地盤とする近畿地方を中心に議席の上積みを狙っており、国民民主党は議席の大幅な増加が見込まれています。参政党も支持を拡大しており、選挙戦の行方は予断を許さない状況です。
石破政権、正念場へ
与党が過半数を割り込んだ場合、石破首相の求心力は低下し、政権は正念場を迎えることになります。物価高対策や外国人政策、米国の関税措置など、課題山積の状況で、政権運営は一層困難になることが予想されます。今後の政局の動向から目が離せません。
今後のシナリオ
与党が過半数を割り込んだ場合、石破首相が続投し、衆参両院で少数与党となるシナリオが考えられます。しかし、政権基盤は弱体化し、法案や予算案の成立は困難を極めるでしょう。連立拡大を模索する動きも出てくる可能性があります。
- 石破首相は続投するのか？
- 野党はどのように連携するのか？
- 今後の日本の政治はどうなるのか？
参院選の結果は、日本の未来を大きく左右することになるでしょう。