れいわ新選組の山本太郎代表が、参院選に向けて消費税廃止を強く訴えています。四ツ谷駅前での演説では、「消費税廃止の議論はかつて国会で死んでいたが、れいわ新選組の旗揚げ以来、自民党以外の全ての政党が減税に触れている」と述べ、その影響力を強調しました。
山本氏は、少数でも風穴を開けられると主張し、支持者にれいわ新選組への支持を呼びかけています。演説を聞いた若い女性からは、「大きな政党では言えないことを言ってくれる」「反原発の姿勢もぶれない」といった声が聞かれ、その純粋な発信が共感を呼んでいます。
一方、れいわ新選組の高井崇志幹事長も徳島で街頭演説を行い、消費税廃止を訴えました。高井氏は、日本の経済成長が30年間停滞している原因は消費税にあると指摘し、法人税率を元に戻すことで歳入不足を補えるとの考えを示しました。
参院選では、れいわ新選組のような新しい政党が、既成政党にどのような影響を与えるかが注目されています。特に、消費税減税や外国人政策といったテーマで、どのような議論が深まるのかが焦点となります。議員数は少なくても、れいわ新選組が政界に新たな風を吹き込むことができるのか、今後の動向から目が離せません。
れいわ新選組の主張
- 消費税廃止
- 反原発
- 既成政党が言えないことの発信
今後の展望
れいわ新選組が今回の参院選でどれだけの議席を獲得できるのか、そして、その主張が他の政党にどのような影響を与えるのか。今後の政界の動きを左右する可能性を秘めています。