大相撲名古屋場所は熱戦が続いています。注目の新横綱・大の里は、初日からその実力を遺憾なく発揮し、連勝を重ねています。特に、2日目の安青錦との対戦では、圧倒的な強さを見せつけました。
新横綱・大の里、安青錦を寄せ付けず
立ち合いから、大の里は安青錦に何もさせませんでした。鋭い突き押しで一気に攻め込み、安青錦を土俵際まで押し出す完勝。その時間、わずか2秒あまり。新横綱としての貫禄を見せつけました。
過去の稽古仲間との対戦
実は、大の里と安青錦は、新弟子時代に相撲教習所で共に稽古をした仲。当時は大の里が優勢でしたが、安青錦も目覚ましい成長を遂げていました。しかし、この日の大一番では、大の里が過去のイメージを覆し、圧倒的な力で勝利を掴みました。
師匠も認める下半身の安定
大の里の強さの秘訣は、安定した下半身。師匠である二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は、四股やすり足などの基礎運動を重点的に行ってきた成果が出ていると語ります。下半身の安定が、大の里の力強い相撲を支えているのです。
新横綱Vへ、順調な滑り出し
過去には、新横綱で優勝を飾った力士はわずか5人。大の里は、その偉業に挑むべく、順調な滑り出しを見せています。今後の取り組みにも、ますます注目が集まります。
- 初日:欧勝馬に寄り切りで勝利
- 2日目:安青錦に押し出しで勝利
- 3日目:若元春に押し倒しで勝利
新横綱・大の里の今後の活躍から目が離せません!