DDグループ、MBOで非公開化へ
飲食・アミューズメント事業を展開するDDグループが、ポラリス・キャピタル・グループによる株式公開買い付け（TOB）を経て、MBO（経営陣による自社買収）により非公開化されることが発表されました。TOBは8月15日から開始され、買い付け価格は1株1700円です。買い付け期間は8月27日までとなっています。
今回のMBOは、DDグループがさらなる成長を遂げるための戦略的な決断と見られています。非公開化により、短期的な株価変動に左右されず、より長期的な視点での経営が可能になります。
松村社長もTOBに応募
DDグループの社長であり、筆頭株主である松村厚久氏も、保有株式の一部をTOBに応募する意向を示しています。また、松村氏はTOBおよびスクイーズアウトの手続き終了後に、第2位株主である松村屋の普通株式をポラリス側に譲渡することにも合意しています。
今後のDDグループ
DDグループは、今回のMBOを機に、事業の多角化や海外展開を加速させる可能性があります。非公開化によって得られる経営の自由度を活かし、新たな成長戦略を展開していくことが期待されます。
- 事業再編による効率化
- 新規事業への積極的な投資
- 海外市場への進出
今後のDDグループの動向に注目が集まります。