NVIDIA、AI半導体で世界を席巻！時価総額4兆ドル超えの衝撃
米国の半導体大手NVIDIAの時価総額が、一時4兆ドル（約590兆円）を突破し、世界初の快挙を成し遂げました。これは、人工知能（AI）開発に不可欠な高性能半導体におけるNVIDIAの圧倒的な優位性と、今後の成長への期待の表れと言えるでしょう。
9日の米国株式市場では、NVIDIAの株価が一時、前日終値比3%高の164ドル台をつけ、時価総額は4兆ドルを超えました。これにより、マイクロソフトやアップルといった巨大IT企業を凌ぎ、時価総額で世界首位に躍り出ました。
NVIDIAの時価総額は、2023年5月に1兆ドル、2024年2月に2兆ドル、そして2024年6月には3兆ドルを突破しており、わずか1年で1兆ドルも増加するという驚異的な成長を遂げています。
今年1月には、中国のAI開発企業DeepSeekの台頭により、NVIDIAの株価が一時急落する場面もありました。しかし、その後もAI半導体の需要は拡大し続けており、NVIDIAの成長は止まることを知りません。
データセンター投資の拡大がNVIDIAを後押し
NVIDIAは、データセンター向けの高性能AI半導体を手がけており、マイクロソフトやメタなどの大手テクノロジー企業がAI開発に巨額の投資を行っていることが、NVIDIAの成長を後押ししています。米調査会社デローログループによると、世界のデータセンター投資は2028年には1兆ドルを超える見通しです。
- AI半導体市場の独走
- データセンター投資の拡大
- 主要テクノロジー企業からの需要増加
これらの要素が複合的に作用し、NVIDIAは今後も成長を続けると予想されます。AI技術の進化とともに、NVIDIAの動向から目が離せません。