MLBヒューストン・アストロズのクリスチャン・ウォーカー選手が、コロラド・ロッキーズとの試合で復調の兆しを見せています。今シーズン前に3年6000万ドルでアストロズに加入したウォーカー選手は、長年アストロズが抱えていた一塁手の問題を解決する存在として期待されていました。
しかし、ゴールドグラブ賞を3度受賞しているウォーカー選手ですが、木曜日のロッキーズとのシリーズ最終戦を迎えるまで、OPS+は81にとどまっていました。キャリアOPS+が111であることからも、今シーズンここまでは期待に応えられていないと言えるでしょう。
そんなウォーカー選手ですが、クアーズ・フィールドでは好調を維持しており、ロッキーズを苦しめています。ロッキーズとのシリーズでは14打数6安打を記録し、各試合で少なくとも1本のヒットを放ち、対ロッキーズ戦の連続安打記録を21試合に伸ばしました。
この好調の多くは、ウォーカー選手がアリゾナ・ダイヤモンドバックスに所属していた8年間で築き上げられたものです。木曜日を迎える時点で、クアーズ・フィールドでの198試合の出場で、打率.345、出塁率.409、長打率.650という素晴らしい成績を残しています。
ウォーカー選手は「同じ球場で何度もプレーするうちに、少しずつ慣れてくるものです。もちろん、ここは打者有利な球場でもあります。力いっぱいスイングする必要はない、質の高いバットコントロールでボールを捉えれば報われる、ということを意識しているのかもしれません。力を抜いて打席に立てば、誰でも少しは良くなると思います」と語っています。
アストロズはウォーカー選手の今後の活躍に期待を寄せています。彼のバッティングが安定すれば、アストロズの打線はさらに強力になるでしょう。
今後の展望
クリスチャン・ウォーカー選手が、この勢いを維持し、アストロズの期待に応えることができるのか、今後の活躍に注目が集まります。
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