劇場「アドリアナ」「オダ」改修計画始動!予算は?

コソボ・フェリザイの市立劇場「アドリアナ」と「オダ」の改修計画が動き出しました。総額250万ユーロの予算が見込まれていますが、資金調達には課題が残ります。

2つの劇場改修に250万ユーロ

改修計画は2つの劇場に分かれており、「アドリアナ」劇場には120万ユーロ、「オダ」劇場には130万ユーロが割り当てられています。「アドリアナ」劇場は1920年代に建てられた歴史ある建物で、過去にも改修が行われてきましたが、老朽化が進み、さらなる改修が必要とされていました。「オダ」劇場も同様に、施設の改善が求められています。

文化省は、今回の改修によって両劇場をより使いやすく、魅力的な空間にすることを目指しています。しかし、2025年度の予算配分法では、「アドリアナ」劇場に対してわずか20万ユーロ、今後2年間で50万ユーロしか割り当てられておらず、「オダ」劇場に至っては予算が計上されていません。

予算不足が課題

この予算不足は、改修計画の実現に向けて大きな課題となります。劇場関係者からは、計画の遅延を懸念する声も上がっています。入札は開始されており、企業は7月7日までに応募できますが、十分な資金が確保されなければ、計画は頓挫する可能性もあります。

フェリザイの劇場文化を活性化するためにも、十分な予算の確保が不可欠です。今後の予算措置に注目が集まります。

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