台風22号発生か？！小笠原近海で熱帯低気圧発達！今後の進路は？

小笠原近海で発達中の熱帯低気圧、台風22号に発達の可能性！

気象庁は、小笠原近海で発達中の熱帯低気圧が、24時間以内に台風に発達する見込みであると発表しました。次に発生する台風は「台風22号」と呼ばれることになります。10月4日15時現在の情報では、中心気圧は1008 hPa、最大風速は15 m/s（中心付近）となっています。

この熱帯低気圧は今後、勢力を強めながら西寄りに進み、来週中頃には沖縄近海に達する可能性があります。進路によっては、沖縄や奄美地方で荒れた天気となるおそれがあるため、早めの台風対策が必要です。小笠原諸島では、明日5日(日)に風が強まり、一時的に強い雨が降る可能性もあります。

現時点では、その後の進路予測はまだ難しく、高気圧の縁を回るように北上し、東シナ海から再び日本列島方面へ東進する可能性も否定できません。最新の台風情報に注意が必要です。

複数の気象モデルによる進路予測も分かれており、GFSモデル（アメリカ）では九州南部に接近する予測、ECMWFモデル（ヨーロッパ）では那覇を越えて東シナ海へ進む予測、GSMモデル（日本）では台湾方面へ進み衰弱する予測となっています。今後の情報に注視する必要があります。

周辺海域の海水温が高いことも、台風の発達に影響を与える可能性があります。今後の台風情報に注意し、早めの備えを心がけましょう。