蒲蒲線計画、国土交通省が認定!
長年の懸案だった蒲田駅と京急蒲田駅を結ぶ「蒲蒲線」計画が、ついに国土交通省の認定を受けました。これは、羽田空港へのアクセスを劇的に改善する一大プロジェクトです。
正式名称は「新空港線(蒲蒲線)」で、JR・東急線の蒲田駅と京急線の京急蒲田駅を接続します。営業主体となる東急電鉄などは、2038年から2042年の開業を目指しています。
羽田空港へのアクセスが大幅に向上
東急東横線が乗り入れる予定のため、渋谷駅などから京急蒲田駅まで乗り換えなしで移動できるようになります。これにより、羽田空港へのアクセスが格段に向上し、ビジネスや観光での利用がより便利になるでしょう。
自由が丘―京急蒲田駅間の所要時間は、現在の約37分から約15分に短縮される見込みです。これは、移動時間を大幅に短縮し、より効率的な移動を可能にします。
総事業費は約1250億円
計画では、東急多摩川線を蒲田駅の手前から地下化し、地下に新設する東急の蒲田駅から京急蒲田駅までを線路でつなぎます。両駅の間は約800メートル離れており、これまでは徒歩やバスでの移動が必要でした。
朝の通勤時間帯には1時間当たり20本程度、その他の時間帯は同10本程度の運行が予定されています。これにより、通勤・通学の利便性も向上します。
今後のスケジュール
今後は、都市計画決定などを経て着工する予定です。開業までにはまだ時間がかかりますが、蒲田エリアの発展と羽田空港へのアクセス向上に大きく貢献することが期待されます。
- 2038年~2042年:開業予定
- 総事業費:約1250億円
- 運行本数:朝ラッシュ時20本/時、その他10本/時