大相撲秋場所13日目、激戦が繰り広げられました。注目の取組の結果と、今後の展開を詳しくお伝えします。
大の里、単独首位に!
横綱・大の里が関脇・若隆景を破り、1敗を守って単独首位に立ちました。立ち合いから圧倒的な圧力で若隆景を押し込み、持ち味の馬力を存分に発揮した相撲でした。この勢いのまま、優勝まで駆け上がれるか、注目が集まります。
豊昇龍、琴櫻に敗れ2敗に後退
一方、横綱・豊昇龍は大関・琴櫻に寄り切りで敗れ、今場所2敗目を喫しました。琴櫻は、過去の対戦成績で大きく負け越している豊昇龍に対し、立ち合いで右手を差し、一気に押し込む会心の相撲を見せました。琴櫻自身も今年初場所で負け越して以降、なかなか調子が上がらなかったものの、今場所は本来の動きを取り戻しつつあり、残り2日間で2桁勝利を目指します。
その他の注目力士
- 平幕の隆の勝は、小結・安青錦との対戦。
- 安青錦は、新入幕以来4場所連続の2桁勝利を狙います。
- 十両では、復帰した朝乃山が3敗目を喫しました。
- 青森出身の錦富士が10勝目を挙げ、青森勢142年連続幕内力士の記録継続へ前進。
今後の展開
大の里が単独首位となり、優勝争いはさらに激化しました。豊昇龍は連敗を喫しましたが、まだ優勝の可能性は十分にあります。隆の勝や安青錦など、平幕力士の活躍にも注目が集まります。残り2日間、目が離せない展開となりそうです。