中日ドラゴンズがバンテリンドーム ナゴヤでのホーム最終戦を劇的な勝利で飾りました。9月21日に行われた読売ジャイアンツ戦は、5-2で中日が快勝。今シーズン、ホームゲームに足を運び声援を送ってくれたファンへの感謝を込めた、感動的なセレモニーとなりました。
井上監督、就任一年目を振り返る
試合後のセレモニーでは、井上一樹監督がマイクを握り、就任一年目を振り返りました。序盤は「どらネガ」(ネガティブ思考)に陥った時期もあったと率直に語りつつも、選手たちの成長、特に守護神・松山の活躍や、中軸を任せた上林誠知の成長に手応えを感じている様子でした。
石伊雄太、田中将大から決勝2ラン!
この試合のヒーローの一人、石伊雄太選手は、2回に元楽天の田中将大投手から決勝となる2ランホームランを放ちました。石伊選手は「楽天が優勝した試合も見ていましたし、すごい選手から打てたので、自信になる」と喜びを語りました。ドラフト4位で入団したルーキーながら、今シーズンは82試合に出場し、打率.230、3本塁打をマーク。強肩を生かした守備でもチームに貢献しています。
- 上林誠知選手も中軸としてチームを牽引
- 松山投手が最多セーブ争いで巨人のマルティネス投手に迫る活躍
- チーム全体の底上げに期待
井上監督は石伊選手について「非凡なものを見せてくれた。秋から春にかけて、鍛え上げていく」と期待を寄せました。チームは残り6試合、石伊選手をはじめとする若手選手の成長が、来シーズン以降のチームの躍進に繋がることを期待しましょう。
今シーズンのホーム総観客動員数は252万832人と、球団史上最多を記録。熱い声援を送ってくれたファンへの感謝を胸に、中日ドラゴンズは来シーズンに向けて更なる進化を目指します。