石川県タクシー料金、来年3月にも値上げ!? 初乗り700円へ

石川県タクシー料金、値上げ前倒しの可能性

石川県内のタクシー運賃が、早ければ来年3月にも値上げされる見通しとなりました。北陸信越運輸局は、県内で運賃改定を要請した事業者の車両保有台数が全体の5割を超えたことを受け、値上げに向けた審査を開始しました。

当初の予定では、手続きが順調に進んだ場合、新運賃の適用は来年5月下旬とされていましたが、開始が2ヶ月前倒しとなったことで、値上げが早まる可能性が高まっています。

値上げの背景と現状

19日までに運賃改定を要請した事業者は10社で、合計の保有台数は全体の55.61%にあたる847台です。運輸局は運賃改定の要否を判定する手続きに入り、順調に進めば1ヶ月で判断が出るとのことです。その後、値上げを申請した各社に原価計算書の提出を求め、料金設定を決定します。

冨士タクシー(金沢市)はすでに8月25日、初乗り料金を現行比100円増の700円とする要請書を提出しています。運輸局の担当者は、「予定より審査は早く進みそうだ」と述べています。

3年ぶりの値上げか

もし値上げが実施されれば、約3年ぶりとなります。北陸信越運輸局によると、石川県内ではこれまで、運賃改定の審査をして値上げに至らなかったケースはないとのことです。

運賃統合の可能性も

現在、石川県内では金沢地区と石川地区の2区分で料金が設定されていますが、運賃の統合についても合わせて審査される予定です。

今後の動向に注目が集まります。

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