フィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバー選手が、ロサンゼルス・ドジャースとの試合で、またもや快音を響かせました。大谷翔平選手との本塁打王争いがますますヒートアップしています!
衝撃の先制弾!
日本時間16日に行われたドジャース戦に「2番・指名打者」で先発出場したシュワーバー選手。注目の初回、いきなりドジャースタジアムを沈黙させる先制の53号ソロホームランを放ちました。ライバル大谷選手の目の前で、その差を4本に広げる一撃。球場は騒然となりました。
圧巻の打撃!
カウント2-2から、アンソニー・バンダ投手の投じたスライダーを、やや体勢を崩されながらもライト中段のスタンドへと運びました。打球速度は約167キロ、飛距離は約119メートル。まさに圧巻の一打でした。
絶好調のシュワーバー
8月28日のブレーブス戦で1試合4本塁打を記録して以降、一時的に調子を落としたものの、9月に入ってからは再び勢いを取り戻しています。9日のメッツ戦でリーグ最速で50号に到達すると、ロイヤルズ戦でも2本塁打を放ち、この日のホームランで3試合連続本塁打となりました。
記録更新なるか!?
シュワーバー選手はすでに自己最多本塁打記録を更新しており、メジャー全体でもア・リーグトップのカル・ローリー捕手(マリナーズ)に次ぐ2位につけています。フィリーズの球団記録であるライアン・ハワード選手の58本塁打に、どこまで迫れるのか、今後の活躍に目が離せません。
一方、この試合でドジャースのロバーツ監督は、シュワーバー選手対策として左腕のバンダ投手をオープナーとして起用する奇策に出ましたが、シュワーバー選手にホームランを打たれるという結果に終わりました。斎藤隆氏は「バンダの自信を喪失させてしまった」とコメントしています。
大谷選手との本塁打王争い
シュワーバー選手と大谷翔平選手による本塁打王争いは、シーズン終盤に向けてますます激しさを増していくことでしょう。両選手の今後の活躍から目が離せません!