米IT大手グーグルの親会社、アルファベットの時価総額が、ついに3兆ドル(約440兆円)を突破しました。これは、アップル、マイクロソフト、エヌビディアに続く、史上4社目の快挙となります。
AI需要が株価を押し上げ
今回の時価総額3兆ドル突破の背景には、生成AI(人工知能)サービスへの高い期待があります。アルファベットは、AI分野への積極的な投資と革新的なサービス開発により、市場からの評価を高めています。特に、AI「ジェミニ」の需要が、検索広告や企業向けクラウドサービスといった主力事業を力強く牽引しています。
事業継続の安心感も追い風
また、ネット閲覧ソフト「クローム」やスマートフォン基本ソフト(OS)アンドロイドの事業継続を米裁判所が認めたことも、株価上昇の大きな要因となりました。事業売却の可能性が低下し、「会社全体の屋台骨が揺らぐ懸念が大きく後退した」との見方が広がっています。
今後の展望
アルファベットの株価は、昨年末から30%以上も上昇しており、今後の成長にも大きな期待が寄せられています。生成AI市場の拡大とともに、アルファベットの革新的な技術とサービスが、さらなる成長を牽引していくことが予想されます。
参考情報
- 読売新聞オンライン
- TBS NEWS DIG Powered by JNN
引き続き、アルファベットの動向に注目していきましょう。