男子バレーボール世界選手権がフィリピンで開幕し、日本代表は初戦でトルコにストレート負けを喫しました。世界ランキング5位の日本は、1974年以来のメダル獲得を目指していましたが、世界16位のトルコに苦杯をなめる結果となりました。
トルコの巧妙なフェイクセットに翻弄
試合では、トルコの巧みなフェイクセットに日本のディフェンスが翻弄される場面が目立ちました。日本のファンからは「相手のフェイクセットの方がうまい」「海外の選手で初めて見た」といった驚きの声が上がっています。日本もフェイクセットを試みるものの、トルコの完成度の高さに及ばず、ポイントを奪われる展開が続きました。
エース石川祐希も奮闘するも…
キャプテンでエースの石川祐希選手もバックアタックを決めるなど奮闘しましたが、トルコの威力のあるサーブと高さのあるブロックに苦しみ、流れをつかむことができませんでした。第1セットを落としてからは、同じような展開が続き、ストレート負けという結果に終わりました。
石川祐希主将「ディフェンスをもう一度丁寧に」
試合後、石川祐希選手は「第1セットの前半の入りは非常によかったが、連続失点で逆転されてから流れをつかまれてしまった。第1セットを取られてしまってからも同じような展開を続けてしまったことが反省点だ」とコメント。次戦に向けて「負けた事実は変わらないので、気持ちを切り替えて、ディフェンスをもう一度丁寧にやっていきたい」と意気込みを語りました。
次戦はカナダ戦!
日本は15日に予選リーグ2戦目でカナダと対戦します。初戦の敗北を糧に、気持ちを切り替えて勝利を目指してほしいところです。
- トルコ戦はセットカウント0-3で敗北
- トルコのフェイクセットに苦戦
- 石川祐希選手も奮闘するも及ばず
- 次戦はカナダ戦