スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんを含む活動家たちを乗せた船団が、パレスチナ自治区ガザの住民への支援物資を届けるため、スペイン・バルセロナから再び出発しました。当初は8月31日に出発しましたが、悪天候のため一時引き返していました。
ガザへの人道支援を目指す
この船団は「グローバル・スムード船団」と呼ばれ、食料、水、医薬品などの支援物資を積んでいます。ガザ地区では、イスラエルによる攻撃に加え、支援物資の搬入制限が続いており、国連はガザ市とその周辺で「飢きん」が発生したと発表しています。地元の保健当局によると、栄養失調などによる死者は増加の一途をたどっています。
44カ国からの活動家が参加
当初の予定では、約20隻の船に44カ国からの活動家が乗り込み、その後、イタリアやチュニジアからも合流し、最終的には70隻ほどになると想定されています。船団は、9月15日ごろにガザに到着することを目指しています。
過去にもガザへ向かうも阻止
グレタさんらは今年6月にもガザ地区に船で向かいましたが、イスラエルに阻止され国外退去となっています。今回もイスラエルが阻止する可能性が高いとみられています。しかし、彼女たちは困難を乗り越え、ガザの人々への支援を諦めません。
関連情報
- ガザ地区の現状
- 人道支援の必要性
- グレタ・トゥーンベリさんの活動
今後の動向に注目が集まります。