ユーロバスケット2025：トルコ代表がギリシャに圧勝！準決勝進出の快挙
バスケットボールファン注目のユーロバスケット2025。準々決勝でトルコ代表がギリシャ代表を94-68で圧倒し、準決勝進出を決めました。特に注目されたのは、トルコ代表が誇るエルカン・オスマニ選手によるヤニス・アデトクンボ選手への完璧な対策。アデトクンボ選手はフリースロー1本、12得点と不本意な結果に終わりました。
試合を通して、トルコ代表はアデトクンボ選手への徹底マークを敷き、彼の得意なペイントエリアへの侵入を阻止。オスマニ選手はアデトクンボ選手との1on1で優位に立ち、シェングン選手がカバーに入ることで、タフショットを強いることに成功しました。さらに、トルコ代表はファウルを極力避け、アデトクンボ選手にフリースローをほとんど与えませんでした。
一方、トルコ代表の攻撃は多彩でした。エルジャン・オスマニ選手が第1クォーターだけで3ポイントシュートを4本決めるなど、アウトサイドからの攻撃でリードを奪いました。アルペラン・シェングン選手への対策として、ギリシャ代表は複数人で囲みシュートミスを誘いましたが、トルコ代表はパスをうまく活用し、攻撃の手を緩めませんでした。
オスマン選手の負傷が懸念
しかし、準決勝に向けて懸念されるのは、ジェド・オスマン選手の負傷です。ポーランド代表との準々決勝で足首を負傷し、ギリシャ代表との準決勝への出場が危ぶまれています。エルギン・アタマンHCはオスマン選手の負傷について「深刻なものだ」と語っています。チームはオスマン選手の回復を願いつつ、準決勝に臨むことになります。
- トルコ代表、ユーロバスケット2025準決勝進出
- エルカン・オスマニ選手がアデトクンボ選手を徹底マーク
- ジェド・オスマン選手の負傷が懸念