大相撲秋場所が9月14日に初日を迎えます。今場所の最大の注目は、大関昇進を目指す関脇・若隆景の活躍でしょう。夏場所、先場所と好成績を収め、今場所で二桁勝利を挙げれば大関昇進の可能性が高まります。審判部の高田川部長も「相撲内容についてはあまり言うことはない。真っ向勝負の強い技能派相撲です」と太鼓判を押しており、期待が高まります。
若隆景の初日・二日目の対戦相手
若隆景は初日に伯桜鵬、二日目に王鵬と対戦します。いずれも前頭二枚目の実力者であり、序盤から厳しい戦いが予想されます。若隆景自身も「序盤から自分の相撲を取ること」を重要視しており、得意の速攻で流れを掴みたいところです。
新小結・安青錦と横綱・大の里の対戦も注目
初日には、初土俵から所要12場所で小結に昇進した安青錦と、先場所11勝で優勝を逃した横綱・大の里の一番も組まれました。大の里は先場所、立ち合いから圧倒して安青錦に勝利しましたが、安青錦が持ち味の低い姿勢を崩さない相撲で横綱に食らいつけるか注目です。
その他の注目力士
- 先場所を途中休場した横綱・豊昇龍が前頭筆頭の玉鷲と対戦。
- 先場所、初優勝を果たした平幕の琴勝峰が、平幕の若元春と対戦。
横綱・大の里、野見宿禰神社で土俵入り
秋場所を前に、横綱・大の里が東京都墨田区の野見宿禰神社で行われた例祭で土俵入りを披露しました。昇進後初の東京場所となる大の里は、「最初の5日間が大事になる。しっかりやっていきたい」と意気込みを語りました。秋場所での活躍が期待されます。
まとめ
大関昇進を目指す若隆景、新小結・安青錦の挑戦、そして横綱・大の里の初賜杯獲得など、見どころ満載の大相撲秋場所。熱い戦いから目が離せません!