Windows 11アップデート後のSSD障害問題、ついに解決か?
Windows 11のアップデート(KB5063878など)適用後、一部のユーザーからSSDが認識されなくなるという報告が相次ぎ、大きな話題となりました。マイクロソフトは当初、アップデートとの関連性を否定していましたが、事態は新たな展開を見せています。
台湾メディアPCDIY!が、Windows 11 24H2環境でSSD障害を再現し、その原因を特定したと報じました。同メディアは、100GBを超える大容量ファイルの書き込みテストを行った結果、特定条件下でSSDが認識されなくなる現象を確認したとのことです。
マイクロソフトとPhisonの調査結果
マイクロソフトとSSDメーカーのPhisonも、この問題について検証を行いました。両社は合計4,500時間/2,200テストサイクルを実施しましたが、問題を再現することはできませんでした。そのため、マイクロソフトはアップデートとの関連性がないと結論付けています。
ユーザーが注意すべき点
Phisonは、すべてのSSDに共通して言えることとして、安定した動作には正しい電力供給と冷却が不可欠であると注意を促しています。もしアップデート後に問題が発生した場合は、ビジネスサポートまたはフィードバックHubアプリを通じて報告することを推奨しています。
今後の動向
PCDIY!の報道により、SSD障害の原因が特定された可能性が高まりました。マイクロソフトは今後のユーザーからのフィードバックを監視し、新たな報告があれば調査する方針を示しています。引き続き、この問題の動向に注目していく必要があります。
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