綾野剛主演映画「星と月は天の穴」昭和レトロな愛の物語!12月公開決定

俳優の綾野剛さんが主演を務める映画「星と月は天の穴」が、12月19日に公開されることが決定しました。この映画は、芥川賞作家・吉行淳之介氏の同名小説を原作とし、昭和レトロな雰囲気が漂う全編モノクロ映像で描かれています。

愛をこじらせた男の悲哀

映画の舞台は1969年。綾野剛さん演じる小説家・矢添克二は、過去の離婚経験から女性を愛することを恐れながらも、愛されたいという願望を抱えています。彼は、自身の恋愛小説の主人公に自身を投影することで、精神的な愛の可能性を探求していきます。

荒井晴彦監督との再タッグ

監督は、「愛と性」を描くことに定評のある荒井晴彦氏。綾野剛さんとは、2023年の「花腐し」以来のタッグとなります。綾野さんは、「かめばかむほど、飲めば飲むほど説明ゼリフを逸脱し、煙草を燻らせ酒を堪能するようにセリフを生み吐き出し、生きた言葉へと昇華する。脚本に導かれたその過程は、役者人生においても、唯一無二の体験でした」と語り、作品への深い愛着を示しています。

豪華キャストが集結

矢添克二を取り巻く女性たちとして、田中麗奈さんが娼婦の千枝子役、咲耶さんが大学生の瀬川紀子役で出演します。彼女たちが、矢添の物語にどのような彩りを添えるのか、期待が高まります。

映画情報

  • タイトル:星と月は天の穴
  • 公開日:2024年12月19日
  • 監督:荒井晴彦
  • 主演:綾野剛
  • 出演:田中麗奈、咲耶

「星と月は天の穴」は、テアトル新宿ほか全国で公開されます。昭和レトロな映像美と、愛をこじらせた男の悲哀を描いた本作を、ぜひ劇場でご覧ください。

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