NHK連続テレビ小説「ばけばけ」でヒロイン・トキ役を演じる高石あかりさんと、夫ヘブン役のトミー・バストウさんが、ドラマの舞台となる松江市を訪問し、熱い意気込みを語りました。「ばけばけ」は、小泉八雲の妻セツをモデルにした物語で、9月29日から放送開始されます。
松江市役所での歓迎
お二人は松江市役所を訪れ、職員からの温かい歓迎を受けました。上定昭仁市長との面会では、松江の印象について語り、高石さんは「橋で夕日が落ちるまで眺め、忘れられない景色になった。地元の人からおいしい飲食店なども教えてもらえて大好きになった」と述べました。バストウさんも「故郷と似ている雰囲気があり、帰ってきた感じがする。ただ、松江の方がきれい」と語り、松江の魅力を絶賛しました。
ドラマへの意気込み
高石さんは「『ばけばけ』は私にとって大きな作品で、地元の人ときょうもたくさん会えてうれしかった。応援の気持ちや期待に応えられるように精いっぱい頑張るので、『トキ』と『ヘブン』の夫婦を愛してもらえたらうれしい」と、ドラマへの熱い思いを語りました。バストウさんも「ぜひ見て」と視聴者にメッセージを送りました。
島根県庁訪問と今後のロケ
松江市役所に続き、お二人は島根県庁も訪問し、丸山達也知事と懇談しました。知事は「八雲が著作を通じて世界に発信した日本の精神性が再注目されてほしい」と期待を寄せました。2人は今後、5日間の松江ロケに参加し、県内各地で撮影を行う予定です。撮影は来年2月上旬まで続く予定です。
「ばけばけ」に込められた思い
制作統括の橋爪さんは、「セツと八雲の開かれた心が魅力」と語り、ドラマに込められたメッセージを伝えました。高石さんとバストウさんの熱演、そして松江の美しい風景が織りなす「ばけばけ」に期待が高まります。
- 高石あかり:トキ役
- トミー・バストウ:ヘブン役
- 舞台:松江市
- 放送開始:9月29日