埼玉西武ライオンズの今井達也投手が、9月2日に行われた楽天イーグルス戦で、圧巻の投球を披露し、チームを勝利に導きました。楽天モバイルパーク宮城で行われたこの試合で、今井投手は9回を投げ抜き、2安打10奪三振、無四死球という完璧な内容で、2試合連続、今季3度目の完封勝利を飾りました。
今井投手の圧巻の投球内容
初回から最速158キロをマークしたストレートと、切れ味鋭いスライダーを軸に、楽天打線を寄せ付けませんでした。3回に初安打を許したものの、その後も力強い投球で楽天打線に的を絞らせず、二塁を踏ませない完璧な内容でした。
打線の援護も光る
打線も今井投手の好投に応え、5回に西川愛也選手のタイムリーヒットで先制。6回にはネビン選手のソロホームランで追加点を挙げ、今井投手を援護しました。
- 西川愛也選手:右肩違和感から復帰後、即タイムリーヒット
- ネビン選手:貴重な追加点となる14号ソロホームラン
楽天は今井投手の前に沈黙
一方、楽天は先発の岸孝之投手が粘投を見せるも、今井投手の前に打線が沈黙。二塁を踏むことすらできず、完封負けを喫しました。
今後の展望
この勝利で、西武は4位楽天とのゲーム差を縮め、Aクラス入りへ望みをつなぎました。今井投手の好調が続けば、今後の試合でも大きな戦力となるでしょう。一方、楽天は痛い敗戦となりましたが、切り替えて次の試合に臨むことが重要です。