映画「8番出口」が話題を呼んでいます。劇場公開は2025年8月29日。今回は、映画レビューと舞台裏情報をお届けします。
「全然合わなかった」!?映画レビューをチェック
あるレビューでは、「地下鉄の改札を出て、白いタイルの地下通路を歩く男が、出口にたどり着けず、同じ通路を繰り返し歩いていることに気づく」というストーリーが紹介されています。異変を見つけたら引き返し、見つからなければ進むというルールで8番出口を目指すという内容ですが、「退屈で全く合わなかった」という厳しい意見も。BGMやキャラクター設定に疑問を持つ声や、二宮和也の良さが発揮できていないという指摘もありました。しかし、小松菜奈と花瀬琴音の出演は評価されています。
川村元気監督が語る「超変な映画、爆誕!」の舞台裏
プロデューサーとして数々のヒット作を手掛けてきた川村元気監督。彼が監督した「8番出口」は、ゲーム原作のホラー調迷宮ものです。原作には物語がなく、プレーヤーは地下鉄通路のような迷路で異変を見つけながら出口を目指します。川村監督は、白いタイルの壁の整理整頓された空間が日本的でありながら、地下道で迷って出られなくなる感覚は誰にでも理解できると考え、海外の人にも面白がってもらえる可能性を感じたそうです。
しかし、「ほとんどの人に『ループしてるだけ。映画は無理』と言われた」そうで、監督自身も自信はなかったとのこと。それでも、「うまくいった暁には超変な映画が爆誕する」という思いでプロジェクトを進めたそうです。
ゲームのルールから発想する作り方
物語はゲームのルールから発想して作られました。映画「8番出口」は、現代社会の深層に通じ、世界を照準に置いた作品として、カンヌ国際映画祭でも大喝采を浴びました。
映画「8番出口」は、賛否両論ありますが、その独特な世界観と川村元気監督の挑戦的な姿勢に注目が集まっています。ぜひ劇場で体験してみてください。