全米オープンで、大坂なおみが4年ぶり7度目の3回戦進出を果たしました。しかし、その裏で、エレナ・オスタペンコ（ラトビア）の発言が物議を醸しています。大坂なおみは、この人種差別とも取れる発言を強く批判しました。
オスタペンコの発言とは？
発端は、オスタペンコがテイラー・タウンゼント（アメリカ）に敗れた試合後。オスタペンコはタウンゼントに対し「品格も教養もない」と発言。これが人種差別的だと批判を浴びています。オスタペンコはインスタグラムで釈明しましたが、騒動は収まっていません。
大坂なおみの見解
ハイチ出身の父親を持つ大坂なおみは、この発言に対し「白人が多数を占めるスポーツで、黒人テニス選手に対して言える最悪のことの一つだと思う」と批判。「テイラーのことを知っていて、彼女がどれだけ努力をしてきたか、どれだけ賢いかを知っているから、彼女は無教育とかそういったものからはかけ離れている」と擁護しました。
騒動の背景
オスタペンコはタウンゼントのネットインに対する謝罪がなかったことや、ウォーミングアップの方法が通常と異なることを非難したとされています。しかし、この発言が人種差別と解釈され、大きな騒動に発展しました。
今後の展開は？
全米オープンは、テニス界における人種差別問題に再び光を当てる形となりました。大坂なおみの発言は、この問題に対する意識を高める上で重要な役割を果たすでしょう。今後のテニス界の動向に注目が集まります。
大坂なおみは3回戦で勝利し、更なる高みを目指しています。今後の活躍にも期待しましょう。