元大相撲力士でタレントの小錦八十吉さんが、NHKの番組で現役時代の舞の海関との対戦について語り、大きな話題となっています。体重差174キロという幕内史上最大体重差の一番を振り返り、舞の海関を「嫌なタイプ」と表現したその理由とは何だったのでしょうか？
「スパイダーマンみたい」小錦が語る舞の海の驚異的な相撲
小錦さんは、舞の海関の相撲を「たくさんの技の中に、うまく体重を利用して勝つ相撲が多いからね。飛ぶし、蹴るし、足つかむし」と分析。さらに、「簡単に言えば、スパイダーマンみたいだよね。それは、僕みたいなデブは困ってる。マジに」と、ユーモアを交えて当時を振り返りました。小兵ながらも多彩な技を駆使し、巨漢力士を翻弄する舞の海関の姿は、まさにスパイダーマンのようだったのかもしれません。
舞の海も小錦に憧れ！？
一方、舞の海関も「生まれ変わったら小錦さんのような体格でやってみたいですね」とコメント。お互いの才能を認め合うような、温かい言葉の応酬が繰り広げられました。番組では、96年名古屋場所での一番が紹介され、舞の海関が小錦関を下すという劇的な逆転劇が再び注目を集めています。
伝説の一番を振り返る
当時、がぶり寄る舞の海関に小錦関は上手を取り追い詰めたものの、土俵際で舞の海関の下手ひねりに敗れました。小柄な体格ながらも、知恵と技を駆使して巨漢力士に立ち向かう舞の海関の姿は、多くの相撲ファンを魅了しました。今回の番組出演を通じて、改めてその魅力が再認識されたと言えるでしょう。
このニュースを受けて、SNS上では「舞の海さんの相撲は本当に面白かった」「小錦さんの解説も最高！」「あの頃の相撲は熱かった」など、多くのコメントが寄せられています。伝説の一番を振り返り、往年の名力士たちの活躍に思いを馳せるファンも少なくないようです。