FC町田ゼルビアのMFバスケス・バイロン選手(25)が、J3の栃木シティへ期限付き移籍することが発表されました。移籍期間は2026年1月31日までとなります。
バスケス選手はクラブを通じて「レンタルで栃木シティに移籍をしますが、自分の価値を示すことができるよう頑張ってきます」と力強くコメント。栃木シティは現在J3で2位と好調を維持しており、バスケス選手の加入はJ2昇格に向けた大きな推進力となることが期待されます。
チリ出身のバスケス選手は、9歳で家族と共に来日。青森山田高校時代には黒田剛監督の指導を受け、2018年度の全国高校選手権で優勝を経験しました。その後、いわきFC、東京ヴェルディを経て、2023年にFC町田ゼルビアへ完全移籍。
昨シーズンはJ1リーグで13試合に出場しましたが、今シーズンは出場機会に恵まれていませんでした。今回の移籍は、出場機会を求めての決断と見られます。
バスケス選手は「強い覚悟を持って移籍してきて2年が経ちましたが、皆さんに温かく迎えていただき、本当に感謝しています。お別れではないと思いますので、また今後もぜひ応援していただけると嬉しいです。2年間ありがとうございました」と町田ゼルビアのファンへメッセージを送りました。
栃木シティは、栃木市、壬生町、足利市をホームタウンとするクラブで、2023年に全国地域サッカーチャンピオンズリーグで優勝し、JFLへ昇格。翌年にはJFL優勝を果たし、2025年からはJリーグに参入しています。バスケス選手の加入により、チームの更なるレベルアップが期待されます。
バスケス・バイロン選手のコメント
「FC町田ゼルビアから移籍してきましたバスケスバイロンです。昨年JFLから昇格して今もJ3の上位争いをしている真っ最中ですが、必ずJ3を優勝してJ2に昇格できるよう、自分の持っている力を全て捧げます。」
公式戦出場記録
- J1リーグ通算 13試合0得点
- J2リーグ通算 66試合7得点
- リーグカップ通算 7試合1得点