ドジャースのエドガルド・エンリケス投手(23)が、パドレス戦で160キロを超える剛速球を連発し、デーブ・ロバーツ監督を始め、現地メディアからも大きな注目を集めています。昨季メジャーデビューを果たしたエンリケスは、今月12日に今季2度目のメジャー昇格を果たし、16日(日本時間17日)のパドレス戦で圧巻の投球を披露しました。
166キロを計測!球団史上最速記録を樹立
エンリケスは、パドレス戦で最速103.4マイル(約166.4キロ)を計測。これは、スタットキャスト時代のドジャース投手による最速記録となります。初球から161キロのシンカーを投げ込むなど、パドレス打線を圧倒。1回1/3を1安打無失点に抑え、その実力を証明しました。
ロバーツ監督も大絶賛「心強い存在」
ロバーツ監督はエンリケスの投球について「とても速かった。ものすごく力強いボールでした。(球速を)投げているときは気にしていなかったと思う。ただ、今はSNSがありますから、試合後10分以内には自分で把握していたでしょうね(笑)。でも、私はあの投球が気に入りました。強度も良かったですし、我々にとって心強い存在」と絶賛。今後の起用機会が増えることを示唆しました。
自信を深めたエンリケス、今後の活躍に期待
昨季はメジャーでの登板がわずか3試合だったエンリケスですが、今シーズンは自信を持ってマウンドに上がっているようです。ロバーツ監督は「今年は本物の自信を持っていて、自分のボールがこの舞台で通用することを理解している。それが見られるのは良いことだし、彼には投げる機会を与えていくつもり」と語り、エンリケスの成長に期待を寄せています。大谷翔平選手と共に、ドジャースを盛り上げる存在となるか、今後の活躍に注目が集まります。