衝撃!神奈川・東京を結ぶ長距離バス路線が廃止へ!通勤ラッシュも深刻化?

神奈川県と東京都を結ぶ長距離バス路線が廃止!

神奈川中央交通(神奈中バス)が運行する、都県境をまたぐ長距離路線バスが2026年3月末に廃止されることが決定しました。廃止となるのは、中央線相模湖駅から八王子駅北口を結ぶ「八07」と、相模湖駅から高尾山口駅止まりの「湖29」です。これらの路線は国道20号の大垂水峠を越え、特に「八07」は全長22.1kmに及ぶ長距離路線として知られていました。

廃止の理由は、利用者の減少と運行回数の少なさ。相模原市の中山間地域では、運転士不足も深刻化しており、路線バスの統廃合が進められています。今後は、乗合タクシーなど代替交通手段への移行が検討されています。

この路線の廃止は、地域住民の移動手段に大きな影響を与える可能性があります。特に、高齢者や自家用車を持たない人々にとっては、生活に欠かせない足だっただけに、代替手段の確保が急務となっています。

通勤ラッシュはさらに悪化?首都圏の混雑路線ランキング

一方、首都圏の鉄道では、依然として深刻な通勤ラッシュが続いています。国土交通省が発表した2024年度の混雑率調査によると、地下鉄路線では以下の路線が特に混雑していることが分かりました。

  • 1位:東京メトロ東西線(木場~門前仲町)
  • 2位:東京メトロ日比谷線(三ノ輪~入谷)
  • 3位:都営大江戸線(中井~東中野)

特に東京メトロ東西線は、依然として高い混雑率を維持しており、通勤時間帯の利用者の苦痛は計り知れません。コロナ禍を経て、多くの路線で混雑が緩和される傾向にあるものの、一部路線では利用者が増加し、混雑が悪化している状況も見られます。

今後の対策は?

バス路線の廃止と、鉄道の混雑。首都圏の交通問題は、ますます深刻化しています。今後の対策として、公共交通機関の増便や運行ルートの見直し、テレワークの推進などが考えられます。また、地域住民のニーズに合わせた、柔軟な交通手段の提供も重要となるでしょう。

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